似ているURLへの自動リダイレクト機能を停止させる方法【WordPress】

最終更新日:

公開日:2024-12-20

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似ているURLへの自動リダイレクト機能を停止させる方法【WordPress】

WordPressには、存在しないURLのページへアクセスした際に、類似URLへ自動でリダイレクトするという機能があります。
便利な機能ではあるのですが、場合によっては不要な機能であったり、意図しないページへリダイレクトされてしまったりする場合があります。
今回は、この類似URLへの自動リダイレクト機能を停止させる方法を解説していきます。

似ているURLへの自動リダイレクト機能とは

まず始めに、似ているURLへの自動リダイレクト機能とはどういうものか見ていきましょう。
例として以下のようなURLがあるとします。

http://ドメイン名/news/

上記URLにアクセスしようとした際に、間違えて以下のURLにアクセスした場合

http://ドメイン名/new/

news」を間違えて「new」にしてしまった場合、本来はページが存在せずに404ページが表示されます。
ですが、URLが似ている「news」へと自動でリダイレクトされます

間違ったURLを入力してしまった際に、正しいURLへと誘導してくれる便利な機能ですが、必ず正しく動作するというものでもありません。
ページ数が増えたら似ているURLが複数ある場合もあり、自動リダイレクトが意図しないページに誘導してしまう可能性もあります。

似ているURLへの自動リダイレクト機能を停止する方法

類似URLへの自動リダイレクト機能を停止するにはfunctions.phpに以下の内容を記述します。

function stop_auto_redirect($redirect_url){
    if (is_404()) {
        return false;
    }
    return $redirect_url;
}
add_filter('redirect_canonical','stop_auto_redirect');

redirect_canonicalフックを利用しis_404()を条件にして、アクセスされたURLが存在しない場合に類似URLにリダイレクトする処理を無効化しています。

注意点

この似ているURLへの自動リダイレクト機能を停止した場合、存在しないページへアクセスすると404ページが表示されます。
ユーザーが迷わないよう、ナビゲーションメニューやサイト内検索などを404ページにも表示しておきましょう。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
今回は、似ているURLへの自動リダイレクト機能を停止させる方法を解説しました。
WordPressには便利な機能がたくさんありますが、使い方や運用によっては不要な機能となります。どの機能が必要か適切に判断し使用するようにしてください。

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当ブログ運営者 ヒデ

北海道札幌市在住のフリーランスでWeb制作を行っているヒデです。Webコーディング(HTML・CSS・JSなど)やWordpressのカスタマイズ等のテクニック、困った時に確認できる分かりやすい解説を目標にして情報を発信していければと思っています。プロフィールはこちら

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