サーバーのフルパスはベーシック認証の設定など、.htaccessファイルに記述する際に必要になります。
サーバー情報に掲載されていない場合もありますので、簡単に調べられる方法を紹介いたします。
サーバーのフルパスとは
「パス」と呼ばれるのは大きく分けて以下の3種類があります。
- 絶対パス：httpから始まるパス
- 相対パス：参照位置からみたパス
- フルパス：サーバーの参照位置へのパス
今回はフルパスの取得方法を以下で紹介いたします。
サーバーのフルパスの取得方法
サーバーのフルパスを取得するには、「pass.php」などのphpファイルを作成(ファイル名はなんでも大丈夫です)し、以下の内容を作成したphpファイルに記述します。
<?php
echo __FILE__ ;
?>作成したphpファイルをサーバーにアップロードし、ブラウザでそのファイルへアクセスします。
※パーミッションエラーが出る場合はパーミッションを705などに変更してみてください。
すると、ブラウザ上にそのファイルをサーバーからみたフルパスが表示されます。
例）home/●●●●/www/public_html/pass.php
※サーバーやファイル設置場所によってパスは違います。
サーバーのフルパスを取得・確認後
サーバーのフルパスを取得・確認後は、必ず作成したファイルを削除してください。
pass.phpなどの汎用的な名前のファイルの場合、悪用される可能性もあります。ファイル名は汎用的で無い場合も可能性はありますので、使用後は削除するようにしてください。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
サーバーのフルパスはたまに使用しますので、取得の仕方を忘れてしまってもこの記事を参考にしてみてください。
