table要素の子要素として入れる事の出来るcaption要素。
テーブルのタイトルや注釈として使用しますが、caption要素の使い方と表示位置を指定できるcaption-sideプロパティについて解説していきます。
caption要素について
caption要素はテーブルのタイトルや注釈を示す要素となり、table要素の子要素として使用します。
記述する場所は下記のようになり、tabel開始タグの直後、theadタグまたはtbodyタグの前になります。
<table>
<caption>ここに表のタイトまたは注釈を入れる</caption>
<thead>
<tr>
<th>見出し1</th>
<th>見出し2</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>内容1</td>
<td>内容2</td>
</tr>
</tbody>
</table>
※今回はtable要素をそのまま配置していますが、figure要素の中に表のみを入れる場合はcaption要素の代わりにfigcaption要素を使用する事が推奨されているようです。
※caption要素の中にpタグなどのブロック要素を含める事も可能です。
表示位置を指定するcaption-sideプロパティ
続いて、caption要素の表示位置を指定できるcaption-sideプロパティについてです。
初期値で表の上に表示されるようになっていますが、表の下にも変更可能です。
caption-sideプロパティで指定できる値
- top:表の上
- bottom:表の下
/* 表の上に表示 */
caption {
caption-side: top;
}
/* 表の下に表示 */
caption {
caption-side: bottom;
}
その他にもleftやrightなどの値があるのですが、使用は非推奨となっています。
使用例
caption要素とcaption-sideプロパティの使用例をみていきます。
表示位置の他に、見やすいようにいくつ装飾をしています。
<table class="table1">
<caption>表のタイトル表のタイトル表のタイトル</caption>
<thead>
<tr>
<th>見出し1</th>
<th>見出し2</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>内容1</td>
<td>内容2</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<table class="table2">
<caption>表の注釈表の注釈表の注釈</caption>
<thead>
<tr>
<th>見出し1</th>
<th>見出し2</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>内容1</td>
<td>内容2</td>
</tr>
</tbody>
</table>
.table1 caption {
caption-side: top;
}
.table2 caption {
caption-side: bottom;
}
さいごに
いかがでいたでしょうか。
今回はcaption要素と、表示位置を指定できるcaption-sideプロパティについて解説しました。
あまり多く使用する要素ではありませんが、覚えておくと使用する時にスムーズです。