ユーザーへの警告や案内ではもちろん、記述したコードの確認でalert()メソッドを使用している人も多いかと思います。ユーザーへの表示でもコードの確認でも、アラートメッセージ内で改行していないと非常に見難くなってしましますので使ってみて下さい。
alert()メソッドの記述方法
alert()メソッドの記述方法は、いろんな記事で紹介されていて今更ですが紹介していきます。
alert()メソッドの使い方は、下記のように一文記述するだけとなります。
$(function(){
alert('ここに表示するアラートメッセージを記述');
});
テキストだけではなく、変数などいろいろなものを表示する事が可能です。
「アラートメッセージ」と「アラートダイアログ」の違い
よく「アラートメッセージ」と「アラートダイアログ」の2つの言い方・記載の仕方を見ますが、この違いってご存知でしょうか。
アラートメッセージはユーザーに表示する警告や案内文の事で、アラートダイアログはアラートメッセージを表示するダイアログ(画面上に出る小さなウインドウ)の事を言います。
アラートメッセージ内での改行方法
次にアラートメッセージ内での改行方法の解説です。
HTMLではbrタグで改行出来ますが、アラートメッセージでは「<br>」とそのまま出力されてしまいます。
改行するには以下のように記述します。
$(function(){
alert('ここに表示するアラート\nメッセージを記述');
});
改行したい箇所に「\n」を記述するだけとなります。
この「\」はバックスラッシュで、Windowsだと半角の¥のキー、Macだとoptionキーを押しながら¥のキーを押すと入力できます。
詳しい解説は省略しますが、この記述は「制御文字」と呼ばれ、改行の他にタブの入力なども可能です。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は、jQueryのalertメソッドで表示されるアラートメッセージ内で改行する方法を解説しました。
アラートメッセージは改行する事でとても見やすくなりますので、ぜひ使ってみてください。