通常、PHPを使用する場合は拡張子「.php」のファイルでなければいけませんが、URLを変更できないなど諸々の事情で拡張子「.html」のファイルでPHPを動かしたい場合があります。
今回は、.htaccessを使ってhtmlファイルでPHPを動かす方法を解説していきます。
.htaccessを使ってhtmlファイルでPHPを動かす方法
htmlファイルでPHPを動かすには、以下の内容を.htaccessファイルに記述します。
AddType application/x-httpd-php .php .html
レンタルサーバー(共用サーバー)では、基本的に上記の内容で大丈夫です。
これでhtmlファイルでもPHPが動くはずです。
.htaccessなどの隠しファイルを表示する方法
.htaccessなどの隠しファイルが表示されていない場合は以下の手順で表示してください。
Windowsの場合
スタートボタンをクリックし、「すべてのアプリ」から「エクスプローラー」を開きます。
表示されたウィンドウの「表示」タブを選択し「表示」オプションから「ファイル名拡張子」と「隠しファイル」の2つを選択します。
※Windows11の場合となります。
Macの場合
ショートカットキーで表示・非表示の切り替えが可能です。
「Command」+「Shift」+「.」
注意点
以下の内容に注意してください。
- .htaccessに記述する場合は、必ずバックアップをとるようにしてください。
記述間違いなどでエラーが起きると、サイト全体やページが表示されなくなります。 - 共用サーバーでも.htaccessが使用できない、上記記述方法で使用できない場合があります。その場合は、サーバー会社や管理者にご確認ください。
- 専用サーバーやVPSサーバーの場合は、管理者にご相談ください。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は、.htaccessを使ってhtmlファイルでPHPを動かす方法を解説しました。
たまに、どうしてもhtmlファイルでPHPを動かさないといけない場面もありますので、.htaccessファイルの扱いには慣れておくのをオススメします。