要素の最大幅・最大高さを設定するmax-widthとmax-height【CSS】

最終更新日:

公開日:2024-07-22

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要素の最大幅・最大高さを設定するmax-widthとmax-height【CSS】

レスポンシブデザインをコーディングする際、要素の最大幅や最大高さを指定したい場面がよくあります。
そんな時に使用するmax-widthmax-heightの使い方をご紹介します。

要素の最大幅を設定するmax-width

まずは要素の最大幅を設定するmax-widthです。
レスポンシブデザイン時に、SPでは画面いっぱい(100%表示)にしたいけどPCだと大きすぎるといった場合に使用したりできます。

以下のように最大幅を設定したい要素にmax-widthを指定する事で可能となります。

p {
    width: 100%;
    max-width: 200px;
}

max-widthを250pxに指定。
これにより250px以上には広がりません。文字の場合は自動的に改行されます。

テキストの場合自動的に改行になりますが、画像の場合は縦横比が崩れる場合があります。
その場合は、画像に対しheight: auto;を設定する事で縦横比を保つ事が可能です。

要素の最大高さを設定するmax-height

次に最大高さを設定するmax-heightです。
指定した高さを超えると、テキストの場合は文字が突き抜けてしまいますので、必要に応じてoverflow: hidden;などで高さを超えた分を非表示にするなどの対策が必要です。

p {
    max-height: 30px;
}

overflow: hidden;を設定しなかった場合

max-heightを50pxに指定。
これにより50px以上には広がりませんが、文字の場合は突き抜けてしまいます。

overflow: hidden;を設定した場合

max-heightを50pxに指定。
これにより50px以上には広がりませんが。文字の場合は突き抜けてしまいます。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
レスポンシブデザインのコーディングの際は、max-widthmax-heightはよく使用します。使い方や各対応策など覚えておく事でスムーズにコーディングが可能になります。

最小幅・最小高さを設定するmin-widthmin-heightについては要素の最小幅・最小高さを設定するmin-widthとmin-height【CSS】をご覧ください。

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当ブログ運営者 ヒデ

北海道札幌市在住のフリーランスでWeb制作を行っているヒデです。Webコーディング(HTML・CSS・JSなど)やWordpressのカスタマイズ等のテクニック、困った時に確認できる分かりやすい解説を目標にして情報を発信していければと思っています。プロフィールはこちら

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