GoogleマップのAPIを利用すると、色の変更はもちろん、マップピンを変更したりといろいろ出来るのですが、一定以上の表示になると追加料金がかかるなど、年々費用がかかるようになってきています。
iframeの埋め込みであれば現状無料で使用できますので、今回はAPI不要でCSSのみでマップの色を変更する方法を解説していきます。
filterプロパティを使って色を変更する
Googleマップ(iframe)の色を変更するには、CSSのfilterプロパティを使用します。
filterプロパティには以下の値が指定可能です。
- grayscale:モノクロ 0%(初期値)~100%
- saturate:彩度 0%~100%(初期値)
- sepia:セピア 0%(初期値)~100%
- hue-rotate:色相反転 0deg(初期値)~360deg
- invert:階調反転 0%(初期値)~100%
- blur:ぼかし 0px(初期値)~
- brightness:明るさ 0%~100%(初期値)
- contrast:コントラスト 0%~100%(初期値)
- drop-shadow:影(ドロップシャドウ) x値,y値,ぼかし,広がり,色
- opacity:透明度 0%~100%(初期値)
Googleマップの色変更例
filterプロパティを利用した、サンプルをいくつか紹介いたします。
モノクロ(50%)
iframe {
filter: grayscale(50%);
}
モノクロ(100%)
iframe {
filter: grayscale(100%);
}
セピア
iframe {
filter: sepia(25%);
}
階調反転
iframe {
filter: invert(100%);
}
色相反転
iframe {
filter: hue-rotate(100deg);
}
さいごに
いかがでしたでしょうか。
filterプロパティを使用すると手軽に様々なカスタマイズが可能です。今回紹介したiframeでのGoogleマップの埋め込み以外でもfilterプロパティは使用出来ますので、ぜひ使ってみて下さい。